ツバメの巣って何??

お肌に良いって言われている中華料理などで食されていているツバメの巣は日本によくいるツバメと同じと思っていませんか?実は全く違うものなんです。
今日はこの高級食材であるツバメの巣について、

  • 日本にいるツバメの種類
  • 食用としての使用されるツバメの種類
  • 環境保護

を解説していきましょう。

 

日本にいるツバメの種類

日本にいるツバメは数種類生存すると言われています。
主に「ツバメ」「イワツバメ」「アマツバメ」「ハリオアマツバメ」です。
「ツバメ」「イワツバメ」はツバメ科で
アマツバメ」「ハリオアマツバメ」はアマツバメ科なのです。
これは両方とも渡り鳥で冬は暖かい地域で過ごし春になると飛来してきます。
巣も軒下に泥と枯草を拾い唾液で固めて巣作りをします。(よく見かけるやつですね。)

 

食用として食べられているのは「アナツバメ科」

高級食材として知られているツバメの巣は「アナツバメ科」で日本にいるツバメとはちょっと違います。

東南アジア沿岸(主にインドネシア、タイ・マレーシア、ベトナム)に生息し、極端に空中生活に適応しており、繁殖期を除いてほとんど地表に降りることはありません。睡眠も飛翔しながらとると言われるほどです。巣材も日本にいるツバメと違い地表から集めるのではなく、粘着性の高い唾液で固めて皿状の巣を作ります。

巣はいつでもできる訳ではなく繁殖期になると唾液腺が発達するため、粘着性の高い唾液が分泌されることで巣が作られるのです。

この唾液の中に多くのシアル酸が含まれておりこれがお肌に良いと言われているのです。ツバメの巣に含まれるシアル酸はローヤルゼリーの200倍と言われています。スゴイですね!

 

ツバメの巣の採取って環境破壊していない?

「ツバメの巣って作った巣を採取しているから生態系に影響を与えて環境破壊に繋がっているんじゃないの?」なんて思っている方もいるかも知れません。

実はツバメって同じ場所には巣を作りますが、連続して同じ巣は使わない習性を持っています。なので子育て毎に新たに巣を作るのです。そして採取する際はヒナたちが巣立ち、もう使用していないか確認してから採取します。そのため生態系に影響を与えず
100%天然なものが採取できるのです。

逆に不要な巣を取り除くことで同じ場所にスペースができるので環境保護している面も持ち合わせていると言えますね。

また、密猟者を取り締まるために武装した警備員が警備するなど、ツバメが住む環境を国や地域全体を挙げて整えています。

 

 

いかかでしたか?高級食材のツバメの巣って日本に生息しているツバメとは違う種類なんですね。

しかも環境に配慮ながら採取している100%天然の美容食材なんです。
試す価値ありではないでしょうか!?